donosti cup出場
2017/07/09

6月30日から7月9日の日程でスペイン・サンセバスティアンにて開催される
Donosti Cupに参戦してきました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
今回で参加するのは、3回目。
同大会は、世界最大規模で参加チーム数は、約500チームにのぼります。
スペイン、アメリカ、中国、中東、アフリカから強豪クラブが参加します。
プロクラブの下部組織ではなく、各国で全国大会にでるような強豪街クラブが
世界一の座をかけてしのぎを削る。そんな大会がDonosti Cupです。
同大会は日本チームにも勝ちぬくチャンスは必ずあります。実際にありました。
色々な外国人指導者が日本人を見て足元の技術は世界でもトップクラスだと言います。
でも勝てない。皆さんも経験があると思います。ウォーミングアップを見て、
「あー勝てそうだな」という感覚。日本ではそれがある程度その通りになります。
でも世界ではそうじゃないんです。相手チームよりは明らかに技術的には、勝っている。
でも、ただそれだけなんです。
一歩の動きの質、一歩のディフェンスの間合い、サッカーの習熟度、本気度
シュートの意識・ゴールへの意欲。
足下の技術意外に大切で、ひょっとするとその技術より大切な要素かもしれません。
この差が試合で大きな差を生み出すんです。
経験して実際に見ないとわからないこの感覚。
「日本人は技術的には優れている」この部分ばかりがクローズアップされ、
過信につながりそこばかり伸ばそうとする。
間違いではありませんが、現実を知る必要はあると思います。
その現実を、この大会は教えてくれます。
来年もチャレンジします。
この勝てそうなのに勝てない不思議な体験。ぜひ皆様にも・・・。