リーガを見てればカンテラーノ達がどんどんトップチームでデビューを飾っています。
何故あんなにも優秀な選手たちが下から出てくるのか。
というか皆さんはご存知かわかりませんがスペインには高校受験というものがありません。
もちろん中学もです。日本の場合は受験に受かるために勉強に集中し塾に通います。
この全ての話が実はカンテラーノ達がトップでデビューする話と関連している。
僕自身はそう考えています。
文化があまりにも違いすぎるんです。
日本の中学、高校は3年、3年。
中学3年生になると日本のほとんどの子ども達が進路に悩み、チームに悩みます。
"どこに行こうか。"
そう考えた時にまずは自分の学力と相談。
先生はあなたにこう言うでしょう。
あなたの偏差値はこのくらいだから頑張ればこの高校にいけますよ。後は受験次第です。
もちろん子ども達は受験に向けて勉強し目標に向かって頑張らなくてはいけません。
ただスペインはこういうシステムがないんです。
何故ならうちの留学生、誰一人高校受験なんかしてないで入学していて卒業までしています。
要するにサッカーの成長に足枷になるものがあまりないわけです。
サッカーをスタートすれば21歳くらいまではサッカーが順調であればストレートにいける可能性が高く
シーズンが9月に始まり5月末にはシーズンが終わります。これを小さい頃から10年変わりません。
ということは同じメソッドで10年育てられる。
ただ日本はそもそもメソッドの中で育てているわけではなく、根性論や精神論で指導している環境も多く、3年ごとに考えなくてはいけません。
進路はどうしよう。
チームはどうしよう。
このシステムの時点でメッシやヤマルは日本からは生まれない。
この視点が考えられる人がいないから選手が生まれない。
もちろんこれは全て自論ではありますが、日本はどうしても受験に鼻息が荒すぎる。
だからそれがサッカーの成長にもモロに影響するんですよね。
こういう話を知ってる知らないではまた考え方が変わってくるかもしれませんね!!
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