この度弊社では、細合実業様並びに福知堂様ご協力の下「THE CARLES PUYOL」を開催致しました。
同プログラムには、講師として、サッカー界において「リーダーシップ」で右に出る者はいないとまで言われる史上最高のキャプテン”カルレス・プジョル氏”をお招きし、大阪及び東京にて、サッカーに携わる様々なお立場の皆様にご参加いただきました。
スペイン・カタルーニャ州にある小さな田舎町で生まれたカルレス氏。幼い頃は、地元にサッカーチームがなく、ただひたすらに兄弟や友人とボールを追いかける日々を過ごし、ようやくクラブに所属できたのは、15歳の時。地元クラブが上位リーグに昇格したことをきっかけに下部組織の立ち上げが必須となり生まれたチーム。しかし、選手は集まらず、朝一で行われたトレーニングに顔を出すのは、カルレス氏のみ。そんな厳しい境遇の中、大好きなサッカーと向き合う幼少時代。17歳になり、1ヶ月にも及ぶトライアルを通過し、FCバルセロナへ入団。サッカーと向き合う姿勢や将来性を買われての入団であり、当時は、周りの選手の方が遥かにレベルが高かったそうです。それでもあきらめず、ただひたむきにサッカーと向き合い、トップチームへ昇格。サイドバックで地位を築き、グアルディオラの退団に伴いキャプテンへ。そこからは誰もが知る”カルレスプジョル”が築きあげられていきました。
カルレスの話の中で「親の愛情が大きすぎる。ということはない。」という言葉がありました。彼自身は、サッカーに無関心な両親の下で育ったこともあり、幼い頃からサッカーに関して不要なプレッシャーの無い中で、育つことができました。しかしながら、現代では、親が過度なプレッシャーを子ども達に与えてしまうことが度々見受けられます。サッカーをする上で「楽しむこと」ができなければ、そこに成長はなく、やらされるサッカーほど苦しいことはありません。本当の愛情とは、夢に向かう言葉たちにプレッシャーをかける事ではなく「安心して帰ることのできる家を作ってあげる事」とカルレス氏は、言います。外で何か辛いことや悲しいことがあっても家に帰れば、自分を100パーセントでサポートしてくれる親がいる。理解してくれて叱ってくれる親がいる。それが、心の支えとなり、また目標に向かって舵を切れる。
その他にも様々な境遇を経験してきた「カルレス氏だからこそ」の沢山の金言を頂く事ができました。ご参加いただきました皆様、一緒に素晴らしい時間を作ってくださり誠にありがとうございました。また、末筆にはなりますが、この度、サポートしてくださいました細合実業様、福知堂様、誠にありがとうございました。
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